英語でやる気わくわく!
?
昔の日本人は、アメリカのことを「めりけん」、ロシアのことを「おろしあ」と言ってました。 なぜ、そう呼んでいたのかというと、彼らは聞こえたとおりに言っていたからです。 「めりけん」は、アメリカ人が言った「アメリカン」という言葉を聞いて、 「おろしあ」はロシア人が言った「ロシア」という言葉を聞いて。 アメリカンの実際の発音を思い出してみてください。確かに、「めりけん」と言うほうが、ずっとネイティヴな発音に近くなるでしょう? ロシアの場合も、実際の発音では、ロがラに近い音になり、さらにそれが巻き舌になるので、少しオが入るように聞こえ、さらにアクセントはシにあるため、「オラッシイア」という感じになります。巻き舌の発音に慣れていない日本人には、「おろしあ」と聞こえても不思議ではありません。 私たちがアメリカンとかロシアとか言うのは、字に合わせているだけです。 でも、そこまで知らなかった人たちのほうが、よほど実際に近い発音をしていたということは、いかに耳で聞くということが大切なことかということですね。 言葉を覚えるなら聞くに限る。 そういえば、私たちもそうやって日本語を覚え、発音を会得してきたではありませんか。 と今更言うまでもなく、今や英語教材といえば耳で覚えるものが主流。 あなたに合ったリスニング教材が見つかるといいですね。 |
英語教材を探す |