あっぱれ長屋の江戸っ子たちと現代人くるりのドタバタ人生談義
幸せになりたい時向き編
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あっぱれ長屋のプラス話 第13号
〜どんな日でも眠る時に笑顔になるために〜
2004.1.6
くるり
皆様、あけましておめでとうございます。
楽しくお正月を過ごされましたか?
さて、今年最初のあっぱれ長屋のプラス話は、
ご隠居のおかみさんでその名もめでたいふくさんです。
ふく
みなさん、あけましておめでとうございます。
そしてはじめまして。
くるり
年の初めに福が来るなんて、めでたいな。
ふく
おや、嬉しいことを言ってくれるね。
くるり
そう言えば、おふくさんって言う、福々しい顔をしたお人形があったね。
一度なんとも言えないい笑顔のおふくさん人形を見たなあ。
見ているだけで、こっちも思わず笑顔がこぼれるような、
そんな笑顔でご挨拶してるんだ。
あの後、一度もあれに勝る笑顔のおふくさんは見つからないよ。
ふく
福々しいって感じるのは、見ている人が幸せになれるからだよ。
くるりが福々しいと感じた瞬間、もう幸せな気持ちになっているでしょ。
幸せになれば、気分も和やかになって盛り上がる。
だから、本当に福が呼び寄せられるのかもね。
くるり
じゃあ、そう感じるものと出会ったら、
飾って、毎日見なくちゃね。
ふく
毎晩、その笑顔を見て、自分もにっこり笑顔で眠るようにする。
たとえさえない一日だったとしても、それを見て、
「今日もいいことがたくさんあった一日でした。
明日もいいことがたくさんありますように」って言ってね。
くるり
だけど、気分が落ち込むようなことがあった日には、
にっこり笑って、いいことがたくさんあったなんて言えないけどね。
ふく
正月早々、何しけたこと言ってんだい。
それは、悪いことばかりに目をむけてしまうからだよ。
どんな日だって、いいことはたくさん起きている。
ごはんを食べられたこと、お風呂に入れたこと、暖かい布団で眠れること、
そんな当然と思ってることは、決して当然ではなく、
ついてるからできたこと。
たとえ、さえない日で気分が沈んでいても、
とにかく一日が無事に終わって寝床までたどりつけたのは、
小さな幸せがたくさん積み重なっているからだよ。
そういうふうに考えたら、感謝できることは、次から次から出てくる。
くるり
じゃあ、いいことだけに目を向けて、悪いことは無視するのか。
ふく
本当は、悪いことよりいいことの方が、よっぽどたくさん起きているの。
だから、いいことには鈍感になって、ありがたみも忘れがちなんだね。
くるり
だけど、気分が言うこときかなくてはなあ。
ふく
だから、見たら笑顔になれるものを見るんだよ。
それを見ると、ほっと安らぎが生まれるようなものを。
くるり
じゃあ、自分が思わず笑顔になれるなら、何でもいいんだ。
ふく
くるりの顔見たら、どんな時でも爆笑できるんだけどねえ。
くるり
みなさま、今年もよろしく。
ふく
なぜかちっとも、福々しく感じないんだよね。
くるり
みなさま、今年もよろしく。
ふく
やっぱり、中身も伴わないとだめかねえ。
くるり
みなさま、今年もよろしく…。
(発行マガジンより、若干手直しして本文のみ掲載しております。)
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